
「豪ドルは本当にやばいのか?」
「FX取引に向いていない通貨なのか?」
このように豪ドル投資を検討されている方は、不安要素が無いかどうか気になるところですよね。
豪ドルは2024年7月までは108円を超えていましたが、2025年8月では96円台で推移するなど値動きの大きい通貨と言えます。
この記事では、「豪ドルに不安要素があるのか」や「今後の豪ドル見通し」などを中心に解説していきます。
また豪ドル取引でおすすめのFX会社も紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
【結論】豪ドルはやばいのか?

早速ですが、豪ドルに不安要素はあるのでしょうか。
それを紐解くには、下記3つの観点から分かります。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
観点①:豪ドル/円 価格チャート

画像:AUDJPYチャート – 豪ドル/円 レート — TradingView
上表は、豪ドル/円を表すチャートになります。
この表から分かる通り、2024年7月時点で豪ドルは一時108円を超えました。
しかし現在は、96円付近を推移しています。
その経緯を簡単に説明すると下記になります。
利上げは、貯蓄のリターンを求める投資家からの買いが増えることから、自国通貨の価値が上がることに繋がります。
最近では、日本銀行が現在に至るまで計2回(0.25%ずつ)の利上げを実施したため
円の価値が上昇し豪ドル/円のチャートは下降することに繋がっています。
このように、豪ドル/円は頻繁に値動きをする活発な通貨と言えます。
観点②:取引量

オーストラリアドル(以下、豪ドル)は、米ドル・ユーロ・円・ポンド・人民元に次いで世界でも6番目に取引量の多い通貨です。
そしてオーストラリアは、豊富な鉱物資源を有することから資源国通貨と呼ばれており、その代表格として人気を集めています。
ただし多くのトレーダーが日々活発に取引を行っていることから、過去に豪ドル/円が100円台に突入してから約3か月で108円台に到達したこともあり
トレンドの動きが激しいことも特徴として挙げられるため、取引する際は敏感に値動きを確認しておくことが重要です。
また、1週間の間でも10円ほど価格が上下することもあるので、
多くのトレーダーが「デイトレード」や「スイングトレード」など短期取引手法で利益を稼いでいます。
※取引手法は下記記事にて解説していますので、是非ご参考ください。
■参考記事
観点③:高金利通貨

豪ドルは高金利通貨のためスワップポイントも高いです。
スワップポイントは、異なる2国の金利差から生じる損益のことです。
FX取引においては、通常の取引利益に加えて、スワップポイントが蓄積されることによって得られる利益もあります。
2025年現在、豪ドル/円のスワップポイントは1万通貨当たりで約120円/日を得られる相場となっています。
このような高金利通貨は、複利の効果を最大限に享受できる長期投資ならではの投資方法も有効であり、豪ドルは様々な方法で稼ぐことの出来る通貨になります。
■もっと詳しく知りたい方へ
豪ドル 今後の見通しについて

上述より、豪ドルは「やばい」と言われるような不安要素はほぼ無く
・値動きが活発な通貨
・取引量が多い通貨
・高金利による高スワップ通貨
という3つの特徴がある通貨であることが分かりました。
そのような豪ドルですが、今後どのように推移していくのでしょうか。
結論から言うと現在、豪ドルは堅調な経済指標を背景に高水準をキープしています。
豪ドルの見通しを予測するには、以下4項目について注目していくことになります。それぞれの項目が豪ドルにどう影響し、どのような見通しとなるのか詳しく解説していきます。
それでは、下記にて詳しく解説していきます。
見通し①:資源価格の推移
オーストラリアは資源国であり、資源価格の変動が経済に大きな影響を及ぼします。
■鉄鉱石 価格推移

画像:鉄鉱石 - 先物契約 - 価格 | 2010-2024 データ | 2025-2026 予測 (tradingeconomics.com)
■原油 価格推移

画像:原油 - 先物契約 - 価格 | 1983-2024 データ | 2025-2026 予測 (tradingeconomics.com)
上表の通り、鉄鉱石や原油などの主要な輸出資源の価格が高価格で推移しています。
これが、オーストラリア経済に好影響を与えると考えられます。
そのため貿易黒字の拡大に伴い、豪ドルの価値上昇に転じる可能性があります。
また、資源国であるロシアがウクライナ侵攻により国際的な制裁を受けているため、
オーストラリアの資源への依存が高まり
これによりオーストラリアの資源を利用する国が増えるというプラス要因もあります。
見通し②:経済成長率

オーストラリアは1992年以降、28年間連続で経済成長を遂げた国でもあります。
2020年こそ、コロナショックの影響で低迷しましたが、2021年、オーストラリアの経済は前年比で5.2%の成長を遂げ、
世界で第12位の経済大国であることを証明しました。
2022年には、他の先進国と比較してもオーストラリアの経済は順調に成長を続け、前年比で3.7%の成長率を記録しました。
これは、先進国全体の平均成長率2.7%を大幅に上回るものです。
見通し③:政策金利
■主要各国政策金利表(単位=%)

画像:英国政策金利の推移|はじめてのFXなら外為どっとコム (gaitame.com)
高金利通貨への投資は、より高いリターンを期待できるため、投資家にとって魅力的な通貨になります。
例えば、2003年から2008年にかけてオーストラリアの政策金利が7.25%に引き上げられた時、豪ドルは価値が上昇しました。
この期間に豪ドルは、その高金利のために多くの個人投資家から支持を受けました。
上表でも分かる通り、オーストラリアの金利は他国と比べ4.10%と高水準をキープしています。
見通し④:過去チャート

画像:AUDJPYチャート – 豪ドル/円 レート — TradingView
上表は、豪ドルの過去チャートを表すものですが、実は2007年に豪ドルは107円を超えている期間もありました。
そして現在の豪ドルは91円前後となっています。
したがって、過去の価格推移を考慮すると、現在の豪ドルは割安であり、今後107円を超える影響力を持つ可能性もあります。
豪ドル見通し 結論

豪ドル市場は常に好況と不況を繰り返しているため、短期的には損失となる可能性も考えられますが、
価格上昇時に買い注文を出し着実に利益を出していく「順張り」の取引手法や、
長期期間での投資を行えば、利益を出すことは可能な通貨になります。
以下に、ポイントを纏めておきますのでご覧ください。
■もっと詳しく知りたい方へ
【重要】豪ドルで稼ぐポイント

上述の通りの特徴がある豪ドルですが、どのような取引方法を採用すれば稼ぎやすいのでしょうか。
豪ドルは、資源国通貨として知られ、特にコモディティ価格の動向に敏感です。
豪ドルで稼ぐためには、以下3つのポイントを押さえることが重要です。
それでは、下記にて詳しく解説していきます。
ポイント①:コモディティ価格の動向をチェック

オーストラリアは世界有数の資源国として知られています。
これらの資源を豊富に保有しており、その価格変動が国の経済に大きな影響を与えています。
特に金属資源の埋蔵量においては、オーストラリアは鉛、ニッケル、ウランで世界最大級を誇ります。
また2024年時点で、ボーキサイトや鉄鉱石の生産量は世界一、金の生産量は世界二位となっています。
さらに、豊かな農作物の生産もあり、資源不足が問題となっている現在、世界中の投資家から注目を集めています。
このように、コモディティ価格の上昇が豪ドルの相場を支えている現状があり、コモディティ価格が下落すれば、
それは豪ドルの価値低下に直接つながるため、注意が必要です。
現在はウクライナ戦争の影響もあり、供給面の逼迫がコモディティ価格上昇の一因となっています。
この点を念頭に置き、コモディティ価格に影響を及ぼすニュースを定期的に確認することが重要です。
ポイント②:中国経済との関連性を理解

オーストラリアは「中国が最大の貿易相手国である」という特徴を持っています。
多くの資源を中国に輸出し、中国の経済状況がオーストラリアや豪ドルに影響を与える傾向にあります。
現在、中国依存を脱却しようと観光業などに力を入れていますが、中国の影響は依然として強いです。
オーストラリア経済を調査する際は、中国の経済動向も合わせて確認することが重要です。
例えば昨今、オーストラリアはインフレ圧力とコモディティ価格の上昇により豪ドルが上昇しましたが、
コロナウイルスにより、中国のロックダウンが中国経済を冷却させ、豪ドルにとっては不利な要因も生じました。
コモディティ価格の上昇と中国の動向を背景に、豪ドルは大きく上昇しています。
ポイント③:金利差を利用した取引(キャリートレード)

豪ドル/円は、円キャリートレードにおける主要な通貨ペアの一つです。
キャリートレードは、低金利の通貨を借りて高金利の通貨を購入する取引を指し、
オーストラリアの金利は日本の金利よりも高い傾向にあります。
その結果、多くの投資家が円を売り豪ドルを買う円キャリートレードに注目し、豪ドル/円でのロングポジションを取ることが一般的です。
また当サイトでは、豪ドルの運用方法について更に詳しく解説しておりますので、是非、参考にしてください。
豪ドルの特徴を捉え、稼げる運用方法を紹介しております。
【推奨】豪ドル取引に適したFX会社 3選
最後に、豪ドル取引において適したおすすめのFX会社を紹介いたします。
どれも「コスト面」「運用面」で豪ドル取引に適したFX会社となりますので、是非ご参考ください。
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まとめ
豪ドルの特性を理解すれば、比較的稼ぎやすい通貨であると言えます。
2025年1月現在、豪ドル/円は高水準をキープしており、今後もこの水準が保たれるものと見込まれ、100円を再び突破する可能性も高いので、原油価格や政策金利などの動向に注目して、最新の情報から相場予想をする必要があります。
これらの特徴を踏まえると、経済危機が起こらなければ、今後5年から10年の間にオーストラリアドルの価値が上昇すると予想されます。リスクを把握し、豪ドルでの稼ぎ方を実践して、賢く利益を上げていきましょう。

