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豪ドルは大損する?オーストラリアの動向や特徴から考えられるリスクを徹底分析

この記事から分かること

・豪ドルは大損する通貨なのか
・豪ドルの過去推移
・豪ドル投資におすすめのFX会社を解説

「豪ドル/円は大損することがあるのか?」

FXで豪ドルへ投資を検討している方は、豪ドルのリスクを知っておく必要があるでしょう。

そこで本記事では、オーストラリアの動向や特徴から考えられるリスクを徹底分析し、豪ドルは大損することがある通貨なのか、今後の見通しはどうなるのか等について解説していきます。

豪ドル/円投資をしようか迷っている方は、是非参考にしてください。

【はじめに】豪ドルの概要と特徴について

まず豪ドルが大損する通貨かどうかを判別するためには、豪ドルの概要と特徴について知る必要があります。

下記にて、豪ドルの概要と特徴について解説していきますので、しっかりと豪ドルの基本について理解していきましょう。

豪ドル 概要

通貨コードAUD
中央銀行オーストラリア準備銀行 (略:RBA)
使用国オーストラリア
硬貨種類5c、10c、20c、50c、$1、$2
紙幣種類$5、$10、$20、$50、$100
為替レート98円前後 ※2025.1月時点
政策金利4.35%

豪ドルはオーストラリアの公式通貨で、略称はAUDとなります。国内ではドル記号($)を使用しますが、他のドル通貨との混同を避けるために、通常はA$やAU$と表記されます。

豪ドルの通貨と紙幣は、オーストラリア準備銀行(RBA)が発行しており、紙幣には 5, 10, 20, 50, 100ドル、硬貨には 5, 10, 20, 50セント及び1, 2ドルの単位のものが流通しています。

豪ドルは外国為替市場でよく取引される通貨で、その人気はオーストラリアの豊かな自然資源、主要貿易国としての地位、そして高い利息率からきています。

豪ドル 特徴

オーストラリアの豪ドルには主に下記4つの特徴があります。

豪ドル 4つの特徴

1.資源(コモディティ)価格に左右されやすい
2.最大輸出国である中国の動向に左右されやすい
3.インフレ率に左右されやすい
4.高金利であり、キャリートレードで好まれやすい

それでは、それぞれについて解説していきます。

特徴1:資源(コモディティ)価格に左右されやすい

オーストラリアは鉄鉱石や石炭などの豊富な資源を有しており、輸出の半分以上がこれらの鉱物資源である資源国家です。

そのため通常、先進国の経済圏における通貨は、主に国家間の貿易関係によって相互に影響を及ぼしますが、オーストラリアは鉄鉱石や石炭などのコモディティ価格とより密接に連動します。

よって、鉄鉱石や石炭などの取引価格が上がればオーストラリアの経済状況は良くなり、豪ドルの価値が上がってきます。

このため、豪ドルは資源国通貨としての性質を持っており
投資家は鉄鉱石や石炭などの資源価格の変動に敏感に反応する必要があります。

特徴2:最大輸出国である中国の動向に左右されやすい

オーストラリアにとって中国は最大の輸出国です。

このため、オーストラリアの経済は中国の景気動向に影響されやすく、豪ドルの動向を見る際には中国の経済指標に注目する必要があります。

中国の経済指標が好調であれば豪ドルにとってはプラスとなり、逆に景気が鈍化している兆候があれば豪ドルにとってはマイナスとなります。

特徴3:インフレ率に左右されやすい

オーストラリア準備銀行(RBA)の金融政策は重要であり、インフレ目標を設定しており、消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率が中期的に2~3%の範囲内に留まるよう政策を運営しています。

また、消費者物価指数(CPI)の上昇は、インフレ率上昇に繋がる傾向にありますが、インフレ率上昇を抑えるためには利上げを実施することが有効策になります。

RBAによる利上げ、または利上げの予測が高まることは、豪ドルにとって好材料となります。

特徴4:高金利であり、キャリートレードで好まれやすい

他の通貨と同様、オーストラリアドルは利率の見通しにも影響を受けます。

したがって、RBAによる利率の変更に関連するコメントは、他の通貨に対する豪ドルの価値に影響を及ぼす可能性があります。

通常、オーストラリアの利率が比較的高いため、豪ドルは低利率の通貨を売り、高利率の通貨を買うキャリートレードにおいてFXトレーダーに好まれやすい特徴があります。

豪ドル相場が変動する3つのポイント

前項で豪ドルの概要とどのような特徴があるのかについて、解説しました。

しかし、豪ドルの概要と特徴を把握しただけでは損得を判別することは出来ません。実際に豪ドル相場を変動させるポイントについて理解しておくことが重要です。

豪ドル相場を変動させるポイントについては、主に以下の3つが挙げられます。

豪ドル相場が変動する3つのポイント

1.他通貨との金利差
2.コモディティ価格
3.中国経済

下記にてそれぞれ解説していきます。

ポイント1:他通貨との金利差

まず1つ目は「豪ドルの金利と他通貨の金利差」です。

他国の政策金利が変動すれば、自国通貨の売買が活発になることがあります。

下図は主要国の政策金利表です。

■主要各国政策金利表(単位=%)

画像:英国政策金利の推移|はじめてのFXなら外為どっとコム (gaitame.com)

例えば利率が上がると、国内資金への需要が高まり、通常、他国の通貨に比べてその国の通貨が好まれます。逆に、利率が下がると、海外投資家にとっての魅力が減少し、その通貨の価値は下落する傾向にあります。

改めて上表を見てみると、2025年1月現在において、オーストラリアと他国の政策金利を比較すると、
英国やユーロ圏との金利差は無くなりつつあり、逆転する可能性が出てきています。
(ユーロは2024年6月に逆転)

英ポンドは世界で3番目に大きい通貨であり、ユーロは2番目です。したがって、これらの通貨と豪ドルの金利差が逆転すれば、投資家にとって通貨の価値が大きく変わる可能性があります。

またアメリカは2024年9月18日に米ドルの政策金利を0.5%利下げすることを公表しました。
更には、年内残り2回の会合で追加で2回分(計0.5%)の利下げを示唆する内容も発表されています。

最も影響力のある通貨の利下げにより、各国が影響を受けるなか
高金利政策を実施しているオーストラリアは対米ドルで豪ドル高が進む傾向を見せています。

今後、アメリカやユーロ圏が追加利下げを実施すれば豪ドル高がさらに進むことが予測されるため
動向を把握することが重要となっています。

ポイント2:コモディティ価格

2つ目は「コモディティ価格」です。
コモディティとは世界の商品取引所などで取引される商品のことを指します。

オーストラリアは世界有数の資源国として知られています。これらの資源を豊富に保有しており、その価格変動が国の経済に大きな影響を与えています。

特に金属資源の埋蔵量においては、オーストラリアは鉛、ニッケル、ウランで世界最大級を誇ります。また2024年時点で、ボーキサイトや鉄鉱石の生産量は世界一、金の生産量は世界二位となっています。

さらに、豊かな農作物の生産もあり、資源不足が問題となっている現在、世界中の投資家から注目を集めています。

このように、コモディティ価格の上昇が豪ドルの相場を支えている現状があり、コモディティ価格が下落すれば、それは豪ドルの価値低下に直接つながるため、注意が必要です。

現在はウクライナ戦争の影響もあり、供給面の逼迫がコモディティ価格上昇の一因となっています。この点を念頭に置き、コモディティ価格に影響を及ぼすニュースを定期的に確認することが重要です。

ポイント3:中国経済

中国経済が繁栄すれば、輸出の30%以上を占める中国に依存しているオーストラリアにも利益がもたらされます。中国の成長は、オーストラリアの成長とリンクすることが多いため、注目すべき指標になります。

また2024年10月現在、中国経済は落ち着いてきているとの見方もありますが、IMFは中国について、引き続きアジア太平洋地域の経済成長を牽引していくとの評価をしている通り

中国経済の成長は引き続き見込まれ、それに伴いオーストラリアの経済成長も底堅いとされる見方が強いです。

豪ドル 過去チャートと沿革

ここまでで、豪ドルにはどのような特徴があり、どのようなことから価値が変動するかについて解説してきました。

それでは、豪ドルがこれまでどのような推移をしてきたのでしょうか。

豪ドルの過去推移について詳しく知ることは、豪ドルが大損しやすい通貨なのかを判断する最も確実な方法です。

では、解説していきます。

豪ドル/円 チャート

画像:AUDJPYチャート – 豪ドル/円 レート — TradingView

上記は2005年から現在に至るまで、豪ドル/円がどのように推移してきたかを表すチャートになります。

豪ドル/円は、現在100円前後で推移していますが、2007年には最高値である107円を記録したこともあります。

逆に、2009年には最低値である57円を記録しています。

それ以降は、若干の上昇・下降があるものの、長期的に見ると上昇にて推移していることが分かります。

豪ドル 沿革

それでは、具体的にどのようなことが起因して豪ドルは、それぞれ上昇・下降の運命を辿ったのでしょうか。

過去の豪ドル相場を振り返ることにより、上記の変動要因がどのように影響してきたかを確認することができますので、主要な出来事と豪ドルの推移を時系列に沿って確認していきましょう。

2007年: 高い金利と資源価値が上がり最高値域

2007年5月、豪ドルは9年ぶりの高値となる107.82円を記録しました。

これはオーストラリアの財政が健全で失業率が低いこと、RBAの利上げ政策(政策金利6.75%)などが起因しました。また、資源国としての利点と資源価格の上昇が、豪ドルの価値を押し上げる要素となりました。

2008年: リーマンショックによる価値暴落 一気に50円台へ

2008年9月、リーマンショックにより豪ドルは100円台から急速に50円台へと下落しました。

これは、世界的な金融危機と景気後退に対する懸念からリスク回避の動きが強まったためです。しかし、2009年以降、中国の景気刺激策が資源需要を増加させたことで、豪ドルは徐々に回復し始めました。

2013年: 日本の金融緩和による円安進行

2013年以降、日本銀行のアベノミクス政策(金融緩和)により金利が低下、そして円安が進みました。

これにより、豪ドルは円に対して上昇しました。日本の株価上昇と経済成長への期待がリスクオンの動きを強め、これが豪ドルの上昇要因の一つとなりました。

2015年: 中国景気減速の懸念

2015年、中国経済の減速が懸念され始めた際、豪ドルは10円以上の下落を見せました。

これは、オーストラリアの主要な貿易相手国である中国の景気後退が豪州経済に及ぼす影響が懸念されたためです。また、資源価格の低下や中国の資源需要の減少も豪ドルの価値低下に影響を与えました。

2022年: ウクライナ侵攻における対ユーロ圏での上昇

2022年以降、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ユーロ圏の地政学的リスクが増加し、ユーロは下落傾向にあります。

一方、遠隔地であるオーストラリアの通貨、豪ドルは購入されています。これは、戦争による資源価格の上昇が、資源国通貨である豪ドルへの需要を高めたためです。

【結論】豪ドルは高金利で安定した通貨

ここまで、豪ドルの特徴から過去推移まで解説してきました。

結論、豪ドルはオーストラリアの高い経済成長率にも支えられ安定した通貨と言えます。

ただし、今後の豪ドル相場としては、底堅く大幅な下落は起こりづらい通貨と言えますが、上昇にも重さが予想されると見られています。

これは、RBAの利上げペースが鈍化していることと、世界経済の減速に対する懸念からリスク回避の動きが強まっているためです。

ただ、下値は比較的堅調であると予想されオーストラリア経済の強さと、RBAの政策金利が依然として高い水準にあることが、豪ドルの底堅さを支える背景となっています。

そのため豪ドルは様々な要因で大きく変動する可能性があり、一朝一夕には扱えない通貨ですが、中長期的な視点で取り組むことが賢明でしょう。

豪ドルのおすすめ運用方法については、下記記事にて纏めておりますので是非、参考ください。豪ドルの特徴を捉え、稼げる運用方法が理解出来るようになっています。

それでは、最後に豪ドル取引におけるおすすめFX会社について解説していきます。

【おすすめ】豪ドル取引に適したFX会社

最後に、豪ドル取引において適したおすすめのFX会社を紹介いたします。

どれも「コスト面」「運用面」で豪ドル取引に適したFX会社となりますので、是非ご参考ください。

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まとめ

今回は豪ドルで大損する可能性について解説してきました。

ここまでの説明で、豪ドルは大損する可能性は現状少なく、むしろ安定した通貨であることが分かったと思います。

しかし、安定はしていると言えますが、大きく上振れすることも少ないのが豪ドルです。

最後に豪ドルはどのような運用をしていくことが
FXで稼ぐのに適した方法なのか、下記にて纏めておきます。

豪ドルで稼ぐ際の有効な運用方法(売り・買い)

1.資源価格において、上昇傾向が見られる場合は買い、下降傾向であれは売り
2.オーストラリアに与える各国の地政学リスクを把握する
3.RBAの金融政策方針に注目し、金利が上がると予想される場合は買い、下がる場合は売り
4.中国経済の加速が見込まれる場合は買い、減速の場合は売り

豪ドルの取引においては、これらの点を考慮し中長期的な視点での取り組みが賢明です。

現在の豪ドル金利は長期的に見て利上げされる可能性があり、オーストラリアの経済動向に注目が集まっています。金利が上昇すれば、為替レートも上がる可能性があるため、今のうちに投資を検討するのも一つの手です。

興味のある方は、少額投資から始めてみるのも良いでしょう。

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